プロデューサーズを観ました。

  

 


昨日の初夏を思わせる暑さは どこへやら。 朝からたらたらと降る雨。 急遽、映画にという事になった。 前回観た映画は 夫の好きなジョニーキャシュの物語、 音楽物が続くが 今日は プロデューサーズ

テンポが早く、賑やかな、陽気な馬鹿騒ぎ。あくの強さも 下品さも 鮮やかなセットや斬新な衣装、素敵な振り付けと歌で 視点を変えるあたり 観ていて飽きない。色々なものが一杯詰まっているけど ちゃんとストーリがあり 最後のカーテンコールにまで 気を配っていてなかなか。

二人のプロデューサー達、栄光の消え去った マックス、ビアリーストーク、そして 青い毛布の切れ端を 安定剤のように持ち歩く ひ弱な もと会計士の レオ、ブルーム、このユダヤ系の名前を持つ二人のプロデューサーが 「春の日ヒトラーを上演。ナチ礼賛の顰蹙をかい 公演打ち切りにより 出資金で一儲けを企てたのだが ゲイのヒトラー 無邪気に登場。その奇想天外なおかしさが あに図らんや 観客におお受け。ブロードウエイで ショーをみるような 臨場感、一体感は望めないとしても スケールの大きさなど ショーと映画のよさをかね合わせて味わえる作品だと思う。

ミュージカル初出演という ユマ、サーマン。「歌も歌えるとは 知らなかったなぁ〜」っと 映画大好きな夫。母親が北欧の人とか。北欧人特有の ブロンドと抜けるような肌の白さ、それにす〜〜っと伸びた羨ましいというのもおこがましいスタイル。彼女の白さを 一際美しく見せるロイヤルブルーの衣装。通して白とブルーのコスチュームで決めているあたり 細かい演出だなぁ〜。彼女が内装を白一色に 塗り替えてしまうのも印象的! 今まで冷静で強い女というイメージのユマ、この映画では 英語も余り話せない(十分だと思うのだが)訛りのあるスエーデン人という設定が 可愛い女のイメージとして成功。

なんたら割引で 映画も気軽に観れるようになった私たち。次は ダヴィンチコードナイロビの蜂等、観たい映画が沢山。