[情報] 心に響いた番組

NHKアカデミア 第1回 生命科学者・山中伸弥さんのお話で いつも大切にされている言葉VWアメリカ留学時代に教えられた言葉だそうです。Vision and Work HardのVWだそうです。

多くの日本人は勤勉で 一生懸命努力するということは問題ないとしても なかなかどんなビジョンを抱いているかを 明確に語るのは 難しいのでは・・

「生命の謎を解明して 現在治癒することの難しい病や怪我を 治せるようにするために研究したい」という最初に抱いた志を想い出し努力されているそうです。

ともすれば 目先の事ばかり考え 先が見えなかったり 日々の忙しさに 目標を見失ったりすることがあるので 私達の日常生活でも言えることですね。

2つ目のキーワードは ご自身で見つけられたNAT1という遺伝子、NAT!が働くことによって ES細胞から、脳や神経など他の細胞を作りだすことが可能だそうです。

ES細胞は 万能細胞なのですが 問題は受精卵からしか作ることが出来ず、皮膚細胞などを使って試みるのですが・・・なかなかうまくゆかず・・・

そんなおり、異分野の研究者から 植物は全身が万能細胞だらけですよと伺い それが突破口になり、IPS細胞誕生のきっかけとなったと話されていました。色々な分野の多面的な視点も大切なんですね。

長くなりますので この辺にしておきましょうか。難しいお話をわかりやすく 体験を交えて解説され 退院して間もなかったので 難病治療や効率的な薬の開発など 本当に期待したいところ大きく また心に安らぎも頂きました。