[植物] 続passion

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passion fruitsの花を拡大してみました。時計草の花に似ていますね。どうしてこれが キリストの受難の花と言われるのでしょうか?ざくっと調べてみると アッシジの聖フランチェスコが夢に見たという花ーイエズス会の宣教師達が中南米を訪問したとき、見つけたという十字架状の花 キリストの受難を象徴する形として 布教に利用したそうです。

茨の冠、花弁と額はペテロとユダを除いた10人の使徒、くぎや傷、巻きひげはムチと解したようですが そんな花から誕生するフルーツ、考えるといただくのも躊躇されます。でも、有り難く感謝して これからは頂戴いたします。

passionの語源は ラテン語のpati/patior。その意味が「苦しむ」だそうですが どのようにして現在使われている情熱という意味合いに?と、昨日、からの疑問点。

意味合いが次第に拡大され 耐えがたい苦悩を耐えるー強い感情ー強い熱意と 時の経過と共に変遷してきたようです。

検索しているときに「Passion-受難を情熱にかえて」という本を知りました。アマゾンレビューでも高評価。秋の読書に手元に置きたいと思います。