[小田原] 梅
本日は、風もなく穏やか。ほんわりとした暖かさを包んだ空気、秋の凜とした澄み切った空気とは違う。命を育み育てていく柔らかさを感じる。
歩いてみようと、高台にあるフラワーセンターの梅林行きに決定。
まだ 咲きそろっているわけでもなく時期尚早の感あれど 私は、花も愛でるけれど枝振りを観るのも好き。それぞれ個性があって どこかしら人生を思わせる。
桜は 花で覆われると その豪華さで枝振りは隠れてしまう。櫻とも書かれるが これは 貝の字が下の女という字を装飾していて 女性が首飾りをつけた様子を表していると どこかで読んだ記憶がある。貝で作られたネックレス・・・
華やかさは 櫻の枝が 豪華に桜色に染まるほど取り巻かれる様相の字らしい。梅はしっかりと その枝ぶりを 開花しても窺える。
週に2日しかオープンしない近くのパン屋さんで ボリューミーなサンドイッチを購入し ベンチで梅を愛でつつ昼食。
蝋梅の香りが好き。梅は香ると言うけれど この香りには鈍感な私。
余談ですが、梅根性、柿根性ということばがあるらしく、梅根性は 調理法を変えてもその酸っぱさは残ることから頑固なこと。柿根性は、渋さも手を加えれば甘さに変わることから柔軟な人?我が家にも両方います。どちらがド・チ・ラ?明瞭です!