[暮らし]植物の体内時計
昨日の我が家遠距離家族のZOOM、娘サイドからの画像。一生懸命何かを見せてくれています。
さて、閑雲野鶴、のんびりと過ごす五月晴れの日々、多くの方々のご尽力のおかげで 感染者数も減少してきました。いろいろな意見がありますが 日本は よく抑えていると思います。これからの気の緩みで 元の木阿弥にならぬよう 今一度、気を引きしめたいと思います。
この時期、何日も ゆっくりと庭で時間を費やすことは 珍しいです。植物にも それぞれの特色があり 自然の不思議に感激することがあります。どのようなセンサー機能が 働いているのでしょうか?
例えば
こちらの花、日中は パッと花弁を広げ 夕方になると閉じます。太陽が関係あるのかな〜?と 思っていたのですが 切り花にして飾っていても お天気にかかわらず昼間は開き 夕方になると閉じます。
我が家のダイニングは 外からの自然光は 残念ながら 入らないのですが 花の動きは 外で咲いている時と同じです。光に対するセンサーではなく 体内時計があるのでしょうか?
唐種オガタマ
この木は、神儀にも使用されているという木です。以前にも 書いたと思いますが 天岩戸の扉を開けるのに貢献した木でもあります。アメノウズメミコトが この枝を持ち 舞っていたところ 皆の囃し立てる声に 天照大神が 何事ぞと そっと戸を開けられたという由縁の木。この木は 今の時期花をつけるのですが それが少し離れたところからでも なんだか良い匂い!どこから香ってくるのでしょう?と、芳香を放つ木なのです。ただし、それが午前中には香りません。午後から夜にかけて バナナのような甘い香りが ふんわりじんわりと辺りを包んでしまうのです。
この香りを放つ時間帯、体内に時計をセットしているのでしょうか?検索してみたけれど 温度による?虫が寄ってきやすい時間帯?とかありましたが 正確には謎です。
通常見過ごしていることは 他にもたくさんあるでしょうね。自然界のそれぞれの姿が 存続できる環境でありますように。