[大阪] 修復工事落慶法要

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13日に行われた 母の実家のお寺、修復落慶法要には 台風の影響で帰阪できず 出席を断念。 残念な思いをしました。日を改めて 綺麗に改修されたお寺を見せていただきました。

法要当日は 大阪はお天気に恵まれ 予定通り行えたことは 何よりでした。当日は 40名近い可愛いお稚児さんも参列、さながら時代絵巻のようだったことでしょう。

お寺の歴史は古く 地域のサイトを検索すると 下記のような説明が 掲載されています。

源頼朝の家臣、佐々木盛綱が、主人の没後出家して僧西念となり、建仁年間(1201~1204年)当地に行脚し、小庵を結んだのが起こりです。寛政5年(1793年)正久法師が再興し現在に至りますが、代々当地区の学問所としても知られ、寺子屋が置かれていました。明治8年、これが淀川区で最も古い五番小学校(現北中島小学校)となります。」

時の試練を経た建造物 現代の耐震構造の基準からすると 危険とされ、大掛かりな修復工事が 1年半かけてなされました。昨年、工事中に 台風、地震と災害も受け 大変だったことと思います。

檀家の皆さまはじめ 多くの方々の暖かいご支援、そしてご住職、ご家族の皆様のご尽力によって 従来の伝統的な風格を保ちつつ 更に、どっしりと重厚さを増した修復に感動しました。

木の香りのする温かさ、丁寧に随所に工夫をされた建築は圧巻です。20日間もお寺に泊まって 描かれた襖絵など 作り手の方々の情熱も伝わってくる改装、きっとご先祖さまも お喜びのことでしょう。私も4歳までは このお寺の離れに暮らしていたので 感慨もひとしおです。