教育

アトランタでは 夏休みも終わり新学期が始まりました。スクールバスが時間になると 何台も往来します。広大な土地では 歩行通学は一般的ではなく 通学は スクールバス利用や車での送り迎えが主なようです。

以前、アメリカで運転免許を取得した時、スクールバス優先のルールを何度も教えられました。違反すると多額な罰金が課せられるようです。横断歩道を渡る生徒たちのために ストップサインを出すバスが連なる時間帯は 渋滞になることが多かったように覚えています。

郊外のこの地域では 何人か歩行通学を友人たちとしている姿を見受けます。ランドセルではなく重そうなバックパックを背負っています。なんとなく微笑ましく その横を犬を散歩させる人、老人のお散歩姿など視界に入ってくると あ〜生活感があっていいな〜と ほのかな暖かさを感じます。

アメリカのテレビで 時々日本の給食当番や放課後、生徒たちが掃除をしている様子が報道されているようです。賛否両論あり、このように、生徒たちが協力して 任務を全うすることの素晴らしさを奨励する人たち、反面、こんなことをさせるために 学費を払っているのではないという人たち。

以前からも聞いていた話ですが 学校の教育方針に賛成できず ホームスクールシステムを取り入れている家庭も珍しくないようです。人と触れ合い、タイミングよく受ける様々な刺激、そしてけじめなど大切だと思うのですが・・・

アメリカでは ボランティアという精神が自然に根付いていて 学校でも授業の一環としてあったり、また各企業も1日さいて 全社員がボランティアをする日があるようです。