私はメゾソプラノですが 有力メンバーが欠席されたある練習日、つぶさに認識した自分の歌唱力。音がとれない〜!声が出ない〜!軽い咽頭炎にかかっていたこともあって のどがカサカサ。冷や〜!焦りました!
発声を毎回教えていただいているにもかかわらず実行できない歯痒さ。意識しても難しい。先生が 高いところの物をとるようにつま先で立って、丹田に力を入れて、what,whyなど whを発音する練習を教えて下さった。感覚はわかるのですが、歌詞をつけると乱れてしまう。
ネット検索でも色々な方法論があって、自分にあうものを選んで コンサートまで練習しました。高い音域も少しカバーできるようになり、腹筋を使っている実感も少しでてきたかな〜?そうだといいなの段階で本番。
30余りの合唱グループが、この地域で活動しているのですね。1年に一度、こうして各合唱団が1~2曲決められた時間内で歌います。こんな歌もいいな〜とか 舞台にはえる衣装とか 伴奏者のかたのピアノも楽しめたり とても楽しい学びの場です。
今年も難曲でしたが 積み重ねてきた練習、皆の思いが一つになった6分ほどの演奏でした。オーディアンスとして 我が合唱団の演奏を一度聴いてみたいな!
印象的なアドバイス 私達の指導をして下さっている先生、ピアニッシモというのは 大切な大切な物を凝縮して そこに閉じ込めて大切に歌うこととおっしゃったのですが 素晴らしいコメントだと思います。
昔、オーストラリアの高校に通っている頃、シェークスピアのジュリアスシーザーの劇を 学校から見に行ったことがあります。そのとき 大切なフレーズを 間を置いて 静けさのなかで そっと心をこめて語るシーンがあり、はっとしました。ここぞ大切!聞いてくれよ!とばかり大きな声で力説するのではないかと 予想していた逆だったからです。