老欅荘(ろうきょそう)

*春のお茶会*


本日は 盛り沢山の充実日となりました。生憎、花曇りから小雨降る一日でしたが 小田原の歴史ある静寂な環境で 日本伝統文化を味わうことができました。

友人の開催するお茶会、国の有形文化財としても指定されている 電力王でもあり、近代3茶人としても有名な 松永安左衛門(耳庵)の晩年の居宅、老欅荘でありました。著名人が度々お茶会に訪れたという由緒あるお茶室でのお茶会、おこがましくも 見識ある当時の文化人達の息吹に触れさせて頂けたような思いです。

老欅荘は 樹齢400年の大木、欅から由来しているそうです。画像にはないのですが 見事な樹です。

「日々是茶」をモットーとし 斬新なアイディアで形式にとらわれず いつでも何処でもお茶を楽しめる事を大切にされたと聞いています。趣ある庭は 日本の歴史公園100選にも指定されています。

お茶の作法は もう長年していないので 忘却の彼方になっておりましたが 又あらためて この年齢になって感ずる良さがあり お食事、お茶と一連の流を マッスルと楽しませて頂きました。

コーラスが午後に控えていたので ちょっと慌ただしく失礼してしまいましたが 四季折々に美しい松永記念館、庭園内のお散歩もかねて 時々行きたいと思います。