アメリカ滞在総集

以前5年余りアメリカに在住し、その後も何度か訪れているものの 今回の3ヶ月の滞在では 時代の進化 そして私の老化、順応性の低下を痛感しました。

使い慣れない電化製品の数々、要領を覚えるのが遅く 何度も娘に聞かねばなりません。セキュリティの解除法も きちんとメモして貼ってくれているのですが 何と、視力が落ちて 見間違いそう。従って 玄関の外から電話して 娘が家の中にいるか確かめたりして・・・

大型機器、洗濯用洗剤も5リットル入りで持ち上げるのはウエイトリフティングなみ。台所のシンクも棚も高いところにあるので ピンと背中を伸ばして 調味料をとるときは背伸び。

車の運転は 日本とは逆サイド、車線が多い上、スピードも出さねばならず 最初はオロオロビクビク。

でも、慣れるとは恐ろしいもので 帰る頃には 左車線のスピードレーンも平気でした。高いところに手を伸ばしていたお陰で 少し背筋がのびたのかな?腰痛も一度も出ませんでしたし、頭痛や肩こりもなく 体調は良かったのです。きっと娘家族のビタミン愛が 効いたのでしょうね。

そして、スローでもチャレンジしてみて 出来るようになると 若いとき以上に喜びが大きいものです。ささやかな喜びではありますが……

10年以上離れていても 今回も沢山の友人達と再会でき 色々なところに誘ってもらって 私自身のノスタルジックな滞在でもありました。

また娘家族と一緒に過ごして 娘もこのアメリカでしっかりと生活し、嫁ぎ先の家族や親戚の方々、周りの方達に恵まれていることが 確信できた嬉しい同居でした。二人が日毎、親としてA ちゃんに 何をすべきか考えたり話している様子に 親として成長してゆく姿を実感し またまた自分の若かりし頃を反省する日々でした。