Fuji apple

秋の味覚、日本では 種々店頭に並んでいる頃でしょう。余り食品に季節感がないアメリカでは ハロウィーンのお菓子、カボチャ、飾り付けなどが 秋到来を告げています。

おいしそうなりんご、ふじりんごが店頭に。娘が「日本のように蜜は入っていないけれど 美味しいよ」との言葉に買ってみました。

ふじは 元々デリシャスと国光、2種のアメリカ産リンゴのハイブリッドを 1930 年代に 日本の青森、藤崎で作られたそうで、その地名から ふじが由来しているそうです。

でも、アメリカでは 世界遺産となった富士山にちなんでいると 解している人も多いそうです。

肝心のお味は?日本産に劣らず おいしい気がします。でも、帰国して日本産をいただいたら 矢張り日本でないとね。と思うかもしれません。昔、松本に住んでいたことがあり、リンゴは信州が一番と未だに思っている私です。

ふじりんごを 好んで日本人が食するのは 糖度が高く 日持ちも良いということもありますが しゃきっとした食感を好むからと言われています。

そう言えば、日本人の食生活では 食感も大切にしますよね。こちらでいただくスパゲティが アルデンテでなく ゆですぎていたり、お野菜がcooked to deathと言われるくらい べたべただったりは ちょっとびっくりです。

乾燥した秋の澄んだ空気でいただく果実は ビタミンの宝庫。アジアの梨として売っていた幸水も 期待に外れず美味しかったです。