*プロフェッショナル・同時通訳の第一人者長井鞠子さん*
久しぶりに 見終えた後もじ〜んと心に残る番組でした。古稀を迎えられているのに、気迫にみち,情熱、責任感をもって 現役で活躍され 各国の要人から指名をうけ、絶大なる信頼を得ておられます。「準備と努力は裏切らない」と、どんな場合でも できる限りの準備を怠らず、手作りの単語帳作りを欠かさない。それも手書きが 一番記憶に残るとのこと。
日本語のニューアンスを正しく伝えるために 大和言葉の勉強として 和歌を続けられている。ただ単に訳すのではなく 最適な訳語というものは 本当に難しい。各国の著名人から こぞって指名を受けるのは 言葉だけでなく人格までも訳してくれる人だからそうだ。
福島の復興についての会議で ふるさとをどのように訳したら良いものだろうか?と、熟慮されたという。単に home townとしては 真意が伝わらない。確かに・・・福島の人の想いを反映させなければ…と言う強い思い。どのように訳したら良いのだろうと、私も考えてみた。そして どんな訳をされるのか とても知りたかった。
移住することに 余り抵抗がない民族もあるが 日本人は 矢張り自分の地というものが大切なので そんなニューアンスもきちんと盛り込みたい。新たな土地移住ではなく、浪江町の故郷再生。
長井さんは beautiful Namie town as our homeと 訳されていた。会議参加の外国人が 長井さんに近寄って I respect you!と 言葉を残されていた。
今年に入って 私も 手帳に一日一語英単語を書き込んでいるが 記憶には残りそうにない手書きの英単語帳だ!