「花をのみ 待つらむ人に 山里の 雪間の草の 春をみせばや」藤原家隆
今日は、どんより曇ったり,小雨でしたが 昨日は 辺り一面が 起き出したかのような陽気な一日でした。身体がよく動き、色々な事が片付き 気分も上々。お布団を干し ふと庭をみると 今まで紅梅白梅に 春を感じていましたが 軟らかな土の盛り上がり 日陰の草花の若い芽!利休の佗茶にたとえられる 上記、藤原家隆の歌が 思い出されました。豪華な花だけでなく 雪の間から顔出す蕗の薹など そっと春を告げる命の尊さや美しさ!
ラナンキュラス 豪華絢爛な花!画像でちょっと遊んでみました。
そしてこちら、お正月用の生け花、銀色に染められた枝、長い間 枯れもせずそのままの状態でしたが 花瓶の中で 根がでてきて 瞬く間に新芽が出始めたのです。こんな時、嬉しいですね!利休なら ラナンキュラスより きっとこちらの枝を好まれるだろうと また 花をのみ 待つらむ人に・・・が 頭をよぎりました。