隠元禅師が伝えた中国精進料理
秋から 例年になく沢山のスケジュールを こなしてきたハミングバードです。通常は、練習後も三々五々帰路につき、余りお互い話す機会もないので 新年会をリーダーの方達が計画して下さいました。紹太寺は 江戸時代初期の小田原藩主だった稲葉氏一族の菩提寺です。開山は 黄檗山万福寺、隠元禅師のもとで修行していた名僧、鉄牛和尚だそうです。
お料理は 一皿4人分用意されていて 和気藹々と楽しく食するのが普茶のお作法とのことです。
精進料理ながら 食べ応えがあり、見事な技巧に これは何だろう?と、食材の伝える味をかみしめながら 互いに当てっこしたり 楽しい集いです。意表を突く 思いがけない組み合わせのハーモニーに びっくりしたり 豆乳からとれる湯葉、お豆腐作りなども体験しつつ 貸し切りのゆったりした集いでした。この日を とても楽しみにされていながら 年末急逝なさった私達の大切な仲間の方も きっと笑顔でこの場にいらしたことでしょう。皆で 思い出話を沢山させていただき ご冥福をお祈り致しました。