命のスープ

少し前の事になりますが 辰巳芳子さんの「ネギのスープ」が テレビで紹介されていました。最初は、ながら仕事をしつつ みておりましたが、その凛とした説得力のある語り口と 88歳とは思えないお美しさに導かれて いつの間にかしっかりと腰を下ろして メモをとりつつ 見せていただきました。





トップ画像はテレビの画面から、下2画像は 我が家で、半分の量で作ってるところ。まだまだ煮詰めて・・・・
ネギのヴルーテ、ネギを小口切りにして 火にかける前にオリーブ油を まんべんなくネギに絡めコーティングしてから 水分が無くなるまで蒸し炒め、ブイヨン、ショウガ汁、塩を加え、ペースト状になるまで 煮詰めると出来上がり。これは、色々なベースとして 使用でき便利、そして ひと味違ったものにしてくれます。

辰巳先生のドキュメンタリー映画 「天のしずく 辰巳芳子「命のスープ」」も 少し紹介されていました。小田原でも自主上映できるといいねとの声もあり 実現できるといいな!

この国で採取できる農作物、その声を聞き 丁寧にその素材を活かし、その命をいただく事に感謝。「一品入魂」と、仰る意味が 凝縮されている気がします。

四季に恵まれた 我が国の風土の中で採取できる食物、季節に見あった素材を食するのは 「自己救済術」でもあると仰っていました。





近頃、余りパンを買うことはないのですが 表参道のパン屋さんで買ったパン。おいしかった!ネギのヴルーテを使った白インゲン豆と野菜のスープ、ある日の軽食ランチでした。