お薦めです!

 夏休みが明け、お孫さん達とのスケジュールが一段落した友人達!フリー時間ができたとのことで 遊んでもらえました。(笑)(画像は 映画館のサイトからお借りしました)

その折、絶対観た方がいいよと 口を揃えて薦められた映画!

評判は聞いていたけれど 小田原では上映していない。近くても海老名か藤沢だなぁ〜と、躊躇していた矢先のこと、ポンと背中を押された気持ちになりました。

いっそ横浜まで足を伸ばし 帰りに中華街に行ってみようと マッスル君を誘って 昨日、観てきました。

ハングライダー事故で頸椎損傷し、首から下が麻痺した大富豪と 刑務所上がりの黒人住み込み介護ヘルパーとの人間愛溢れる実話に基づいたお話ですが 社会問題、音楽、文学などの視点も見逃せません。

このような物語にありがちな 湿っぽさや暗さはありません。通常では交わることのない二つのクラス階級、個と個のぶつかりあいから 信頼関係が育っていきます。マニュアル通りの静かな介護から 躍動感や活き活きとした感情の息吹が吹き込まれる介護に移行していく過程など ユーモアを交え 見事に描かれています。

富の偏在を如実に感じる格差社会、白人と黒人、文学、美術、クラッシック音楽、特にバロックを愛す富豪と ビートの効いたアース、ウインド、アンドファイアーの音楽が好みという介護ヘルパーなど、様々な点で 余りにもかけ離れた二人ですが・・結びつけていくものは・・・涙と笑いの感動ストーリーで 心温まるお薦め映画です。

富豪役のフランソワ・クリュゼの笑顔、介護役のオマール・スィの濁りのないきれいな目が印象的です。絶賛上映中です。
上映劇場ネット検索すると 小田原では 東宝シネマで9月22日公開と ありました。

帰り、中華街によって 市場通りで珍しい野菜を買い(後日ご紹介します)、時間が少し早かったけれど、夕飯代わりに 点心を食べて 充実日和でした。