のどかな光景

今夏は 自治会の当番なので 長期に家を空けることができず お墓参りをかねて2泊3日の小旅行。家事から解放され 上げ膳据え膳、おりしも酷暑の日々、ちょっと一息つけました。



東京都といえど 昭島市、五日市街道などは 緑陰、木漏れ日が満喫でき 都会の喧噪から離れ遙か遠い場所に来たような安らぎ!国木田独歩の武蔵野のくだりが頭をかすめたが その頃の描写とはこれでも大部変貌しているんだろう。武蔵野と一概に言っても広いですものね。

秋川渓谷沿いは水辺の涼やかな風たちて 家族連れで楽しむ人が多く 遠い昔の同じような体験を思い出し懐かしかった。

観光局が結構しっかり管理していて、ゴミの問題、水を汚さない工夫、遠方の人達にも 気軽に楽しんでもらえるよう 必需品は貸し出すシステム。
水場もキチンと設置してあり 川を汚染しないよう試行錯誤された模様。駅からも近く、一年を通して楽しめルスポットだそうだ。

私達は ちょっと入ったお店で おそばの美味しいところ(忠左衛門)を教えていただいて そこで昼食。敷地内に、製麺所をもつ本格派。





古い家屋を移築したというこのお店、中にはいると 重厚感のあるどっしりとした造り。おそばは北海道のそば粉を 別棟の製麺所でうっている。これは 田舎そば、ふしのある歯ごたえ充分の食感。おそばに関してはうるさいマッスル君も満足。ちょっと量が少ないかと思いきや、しっかり噛んでいるうちに 充分満腹。

マコモだけとオクラの天ぷらをシェアーしました。マコモだけ、おいしい!中華街で見かけたことがあるけれど、手に入らないですよね。

隣の席のお上品なご婦人達、おいしい、おいしいと召し上がっていたデザート、「何を召し上がられてるんですか?」と お聞きしたら 麦焦がしのアイスクリームと青梅の蜜煮ですって。二人口を揃えて「おいしいですよ〜」の 一声に 「おねがいしま〜す!」本当に 甘みを抑えた麦焦がしの懐かしい味が 口中に広がって またまた その昔、むせかえって食べた あの頃の麦焦がしを思い出すレトロな昼食でした。

このあと、サンフラワーいつもの道の駅巡り。ルバーブを見つけてご機嫌でした。帰宅後すぐにジャムに加工して 既にいただいております。美味です。