そして終戦記念日


私は毎年この日になると 自分の年齢に はっとさせられる。決して忘れることはない。終戦の年に 生を受けたので 年の数だけ戦後の歴史が刻まれていく。大変な状況だったことは 母からよく聞かされ、「この子守らなきゃぁ〜」と、空襲警報が鳴る度に 母が叫んでいたと、叔父から聞いていた。

この時期、テレビでも戦争関連の報道が多い。私達が 学校では学ばなかった数々のこと、余りにも知らなかったことが多い。娘が アメリカに住むようになり 矢張り知っておかないとと、参考本を持ち帰ったことがあった。

お盆の正式名は 盂蘭盆
 
お釈迦様の弟子、目蓮の亡くなった母親が 地獄に落ち 逆さつりの刑にあって 苦しんでいたので 釈迦に助けを求めた所 修行が終わる7月15日に供養する事をすすめられる。従ったところ,母親は極楽往生がとげられたとのこと。このことがきっかけとなり、盂蘭盆の行事として 受け継がれたといわれているそうです。 盂蘭盆とは 梵語で (逆さに懸けられた 苦しみを救う)と云う意味合いがあるそうです。

ろうそくの灯りをともすと どこか遠くの世界が見えるようで神秘的。ご先祖様の精霊をお迎えし、供養をするこの期間、終戦の年から 今まで健康に恵まれ こうして過ごせていることに 新たに感謝しています。