限られた範囲でしか見ていませんが メキシコの人々の印象として 明るく、親しみ易く、勤勉という言葉が浮かんできます。
リズミカルな明るい響きの音楽、メキシコと云えば マリアッチ。マリアッチとは音楽の種類ではなく 楽団の形式だそうです。マリアッチという言葉は、先住民が聖母マリアの歌"Maria ce son ..."(我マリアを愛す)を、歌う過程で ナワトル語スペイン語ラテン語などの合成語と云う説、主に結婚式や披露宴で演奏されたので フランス語のmariageから由来しているとも云われているそうです。
街に出て帰り、乗り遅れそうになったバスを停めてくれた青年、おや?っと思えば ギター持参で同じバスに。数曲演奏して チップを乗客から集め 3つほど先のバス停で後続のバスに乗り換えです。このようにバスからバスへと 移動しつつ チップを集めているんですね。どの演奏も声量があり 生活の中に音楽が流れているという感じです。
マヤの人々は 小柄で女性の平均身長は145センチと聞きました。白いドレスに 胸元と裾に刺繍のある民族ドレスは 太陽光線の強いこの地で ピリットした清涼感を与えていました。ホテルのメードさんたちは とても勤勉で 毎回タオルのたたみ方やベッドカバーなどに 楽しくなる様なソプライズがあります。真似してみようと試してみましたが 簡単にできる物ではありません。今まで、メキシコ人に抱いていた先入観が プラスの方向にぐっと移動した 良い旅でした。