バンクーバー住宅事情

アパートのGeneral Meeting
先日、このアパートの総会がありました。月一度開かれているmeetingですが 今回は役員選出、予算なども論議される定例会議です。私達が、丁度会議の日程に居合わせるのは、これで2度目。今回は,参加者も多く、開始時間が近くなるとエレベーターは満員。いつも貸し切り状態なのに・・・!
 
論議を醸し出したのは ロビー改装について。このアパートは1980年代の建築。古いイメージながら,なかなかどっしりしていて、リーキングコンドーと騒がれた水漏れの心配も殆どありません。

立地条件に恵まれているので シニアアパート?と、思われるほど、年輪を重ねた人々が多いことに この日、改めて実感させられました。

余り良く映せていませんが、これは私達のいる第2棟のロビーです。時代にそぐなわないので、アップグレードしては?と言う議題がありました。賛否両論、活発な意見が延々と続きます。

このアパートの住人の中に、不動産屋さんも何人かいらして、この立地、管理状況、住む人々の雰囲気などから市場では高い評価を得ているので ロビーをもっとアップグレードすれば 投資になると三段論法で演説します。カナダの住宅は中国人パワーで高騰、いつバブルが弾けるのか案じられています。

ロビー改装には 毎月の積立料金では足りないので 新たな出費が個々に課せられるとあって反対意見も多く その結果、もっと優先してお金をかけるべきところがあるので見合わせる方向に決まりました。

例えば、2重ガラスの窓、中に空気が入り所謂misty windowになって曇って外がみえにくくなっていたので 今、順に取り替えている最中です。我が家は丁度到着した日が工事日だったので おかげで今は景色を楽しめます。古くなった水道のパイプのとりかえ、駐車場の天井等々 古くなってくると次々必要経費が嵩みます。これらは毎月の管理費から積立になって自治会の予算に組み込まれていきます。

アメリカの会議なら 飲み物やスナック用のテーブルがセットしてあって もう少し砕けた雰囲気だったのですが ここは矢張り英国気質なのでしょうか?ちょっと堅苦しい雰囲気です。普段、めったに住んでいる人達と顔を合わせることもないのですが 同じフロアーの人達とお話しも出来て良かったです。