UBC植物園

今年、バンクーバーにはなかなか夏が訪れません。年の半分近くシトシト雨が続くバンクーバーでは 春から初秋の太陽はとても大切であり、人々は待ち焦がれています。それなのに今年は50年ぶりの低気温と日照時間が少ないと土地の人。

かなりの距離をこの吊り橋で散策できるようですが別料金。私達は大地をしっかり踏みしめたいのでパス
風の影響を余り受けないのか すくっと真っ直ぐに天高くのびています。大きな原生林!でも倒れている木の年輪を調べてみても想像するほど古くありません。雨期と日照時間のバランスがよいのか上に伸びる成長が早いのでしょう。根は余り張らないので強風には弱いようです。
でも、今日は快晴に恵まれ、ブリティシュ コロンビア大学の広大な植物園に誘っていただきました。我らアウトドア派、フェトンチッドを(樹木が発散する殺菌力の効能がある揮発性物質。森林浴が健康によいとされるのはこの物質に接するのも一理とのこと。

また、リラックスさせる作用もあり心身共に良い影響を受けているようです。あるロシア人が 植物が傷つけられると その周囲の細菌が死ぬ傾向にある現象を発見。この物質をphytoncide,即ちphyto(植物)とcide(殺す)という意味の造語のようです。)存分にあび 日光浴も出来て心地よい疲れを味わいました。

原生林のような自然のままのところも 造園したところも楽しい
野外劇場もありました。ここで天を仰いでお昼寝
花かと思えど、葉が色づいていました
ハンカチの木という俗名だそうです。