革ビードロ

2ヶ月に渡っての制作はエレガントドール。制作過程で新しい技法が学べるようにカリキュラムが組まれています。同じパターンを使っても矢張り人それぞれの個性が形状となって現れ興味深いです。

素材は豚の革ですがゼラチンリーフのような感じです。湿り気を帯びると如何様にも変容でき、乾燥すると形状が保たれます。色を重ね艶を出すと,まるでガラスのような光沢、透明感があり 革ビードロと呼ばれる所以です。
今回の難点は髪の毛を細く切ること、根気がいります。後、膨らみをつけたりカーブをさせたり、だんだんと息吹が吹き込まれて 人形と言えど魂が宿ってゆく気がします。まだ完成ではありませんが 来月の工芸展には間に合うでしょうか?

教室の作品展が来月開催されます。先生お二人の素敵な作品も 沢山展示されるそうですし、お嬢さん先生のお楽しみコーナーもあるようです。軽くて斬新な、又繊細なアクセサリーコーナーも。

お近くにお出での折りには お立ち寄り下さい。自由偏在に様々なバリエーションで楽しめる革ビードロの無限の可能性をお楽しみいただけると思います。