「異文化」バードウオッチング

マッスルが一日中座っていても飽きない指定席。アトランタ郊外の私達の友人宅。広い敷地には色々な野鳥が舞ってきます。餌台も設置され、リスに横取りされない工夫も試行錯誤で。80も半ばの几帳面で凛とした姿勢を保っておられるご夫妻宅です。
キッチンの横のテーブルでお茶をいただきながら 飛び交う野鳥を眺め 色々なお話をしていると あっという間に時間が過ぎてしまいます。ノーマンロックウエルの絵画にでてきそうなご主人、読書の量は半端じゃありません。

ハンガリーから若い頃アメリカに移住された夫人は 2年ごとにハンガリーの妹さんを訪問されています。英語を学ぶには読書が大切とのこと、ご自身の体験から話されています。ご夫婦の会話、互いに一歩も譲らないこともあり、何処の国も同じような・・・(笑)

この方達にお会いせずして アトランタを去ることは出来ないくらい お世話になった方です。5年前はこちらで泊めていただきました。朝ご飯のメニューも 曜日毎にきちんと決まっていて 姿勢を崩さないきちんとした生活に感心します。

ヨーロッパでの戦争体験で決して物を粗末にされず 毛糸のセーターもほどいて モチーフを編み 老人ホームの毛布に仕立て上げて寄付されていたのを覚えています。