On Demandから進化

太秋柿・見目より中身
情報ハイウエイから発展して 消費者のニーズに直接応える流通システム、それが更に進化して 消費者の目で隠れた名品発掘し商品化、町おこしに貢献するスペシャリストが年々増加傾向。

An apple a day keeps the doctor away. 柿が赤くなれば医者が青くなるなど 果物が健康に良いと言うのはよく知られたことです。柿が赤くなれば・・・?この柿は 余り赤くないんですよね。それに ひっかき傷みたいなのがあったりして 見た目は悪いんです。

何人かの人が集まって試食したり、お話ししたり盛り上がっていたのが この太秋という柿のコーナー。余り数はなさそうです。どうやら朝のテレビ(NHK?)で この柿のことが報道されていたようです。この人だかりがなければ私は素通りです。

でも、一ヶ1500円、立派な物は15000円もするとか(ちょっと信じられません)テレビを観たという買い物客の方がお話しされています。そうして、いくつか買って行かれました。この柿は一つ300円位で初売り特別プライス。ケーキより安い!ヘルシー!試してみるべし!と、買って来ました。

しゃりしゃり、梨のような食感、ジューシーですが 幻のというには ちょっと・・・私は壊れるくらいに熟した赤い柿をスプーンですくっていただくのが好みなので 好みのタイプが違うのですね。(それなのに どうして買うんだろうね?)

この柿は2年に一度の収穫、栽培が難しく そのため高価になるのはやむを得ないそうです。それでも、大人気で既に売り切れているサイトもあるそうな。この柿を使っての太秋柿カレーなどで街興しをしているところもあるそうです。

生産者は遠く離れた消費者の好みやニーズの情報網が限られている。優れた産物を見いだし、それらを消費者に提供していくパイプ役の方々、経済活性化の貢献度たかいです。