Botanical Artist

時々自分の好きなことを追求していく間に その道の達人になっている人に出会い、自分はこれまで何をしていたのだろうか?と、馬齢を重ねてきてしまったことを 痛感させられる。

過日、お招きしたオーストラリア人の方からいただいたカード(下画像)彼女は、郊外の自然に恵まれた地域で育ち、幼い頃から 森に入ったり、 野の花と話すのが 好きだったそうです。

その幼き頃からの趣味が 今はプロのボタニカルアーティストとして 自分で花をアレンジして描き シルクスクリーンにしたり タピストリーにしたりとご活躍。それも独学だそうです。

(袋から出さずに写したので 乱反射して画像がきれいでなくごめんなさい)

ボタニカルアート、今ではよく耳にしますが 本来は、古代の薬草を見分けるための静謐な図。きっと、写真などなかった時代の図鑑ですね。そして、植物画のパイオニアでしょうか。根の部分も詳細な描写で描かれている作品等も見受けることがありますね。

「その花を描くためには その花をもっと知りたくなるので 色々調べたくもなるのよ」と笑顔で話されるその目は輝いていました。余りにも細かい作業のため 目も疲れるけれど・・ども。

カードの裏には 花の名前が記され また明記してはありませんが その植物についての色々な知識は諳んじておられるとのこと。「勿論、花言葉もよ!」と、クスッと可愛く微笑まれました。決してお孫さん10人もいらっしゃるようには見えません!