Safeco Field 

イチローvs.,松井
バンクーバー滞在中のある日、日帰りでシアトルまで行き、マリナーズとエンジェルスの試合を見てきました。バンクーバーからバスで直接球場まで行くプラン、お声をかけていただき、2月にマッスル君がチケットを手配しておいてくれたものです。
今にも降り出しそうなこの日、午後1時プレー開始です。50名近くの参加者ですから アメリカ入国審査で時間がかかります。それでも、充分余裕があり 会場内も少し見学。
記念撮影をしている人は勿論日本の方。マッスル君ではありません。矢張りイチローはスタープレーヤー!
小さな子供さんを連れた人も多く、ちょっと驚きましたが マッスル曰く 「野球場のことを ball parkとも言うように 遊園地みたいなものだよ」

そう言えば、野球は生活の中に組み込まれていて 英語には 野球用語に由来している言い回しがありますね。たとえば ball parkは ‘およそ’と言う意味合いで ball park figureなどとして使われています。

最初は、「大体このくらいの広さがあれば 野球ができるだろう」とball parkと名付けられ その大体という意味合いが およそ概算などとして使われているようです。

その他drop the ball,ボールを落とす、即ち失敗する、へまをする意味として使われています。その国の文化が言葉を形成していくと言う一例ではないでしょうか。 

いよいよ試合開始。きちんとした儀式にのっとって厳粛な時間。アメリカ人は胸に手を当てて 忠誠を誓うポーズ。国旗を掲揚して 忠誠を誓うのは 色々な場で行われています。愛国心が刻印されるでしょうね。でも、反発する人もいるようですが・・・

スポーツ観戦はテレビでお茶の間観戦が よく見えて一番!と、思っていましたが この臨場感、興奮の渦、熱気、矢張り同じ空気を吸っている仲間意識が芽生えてすごぉ〜い!

ポツポツっと小雨が降り出したと思ったら 機関車(矢印をつけた箇所)のようなものが前進して 屋根を閉め、ドームになります。一度閉めると 晴れても開けないことが多いそうです。結構開閉するのにお金がかかるそうですよ。
私達の席は とても恵まれていてイチローが目の前に。しかもこの日、イチローの所に飛んでくる球が多い事!この試合、マリナーズは負けましたが イチローはヒット2本そして打点も上げ大活躍。
松井がバッターボックスに。DHですが 松井もヒットとホームラン!でも、ここはマリナーズベース。ホームランを打っても大歓声はありません。それどころか客席から 「相手方のホームランボールはいらないよ」とばかりに投げ返されてしまいました。かわいそうに!でも、この日、エンジェルスは楽勝。

私は、どちらのチームというより イチローと松井それぞれの活躍を見に来たようなものですから2人の活躍に大満足!

この後、近くの宇和島という日本食料品店に寄って 皆さん、お買い物。リタイア後、バンクーバーで永住しておられる日本人の方の野球観戦ツアーに入れていただき マッスル君のイチローを見たいと言うたっての夢が叶いました。楽しい体験をさせていただき有難うございました。

バスの運転手さん、バンクーバーでは労働時間がきちんと決められていて 夜の9時までに帰らないといけません。お買い物時間は30分だけ。長くバンクーバーにお住まいの皆さん シアトルで手に入る日本の食材は バンクーバーより豊富だとおっしゃっていました。私達が買ったのは夕食のお弁当。いなり寿司と巻き寿司。

それにしてもアメリカ人は 観戦しながら よく食べ、よく飲みますね。ポテトチップス、ポップコーン、ピザ、ハンバーガーなどなど 揚げ油のにおいがきつ〜い。そのボリュームにもびっくり!ビッグになるのは当然かも・・・