日本人の言語力

本日の毎日新聞夕刊にも 日本人の言語力の低下の記事が掲載されていた。 レポートでも「やばい」「びみょう」などの話し言葉使用が目立つ傾向にある模様。 基疎的な書き方講座を必修にして 文章能力レベルアップに取り組む必要性があるようだ。先日の、特別番組でも言語力について取り上げられていたので かなり深刻な問題になってきているのか懸念するところである。業務レポートが書けない、メッセージが伝わらない、起承転結がないなど コミュニケーションレベルでの問題も提起されていた。

サッカーワールドカップ敗因分析の結果 伝達力、即ち、コミュニケーションの欠如があげられていた。日本は単一民族、あうんの呼吸が良しとされてきた。しかし、フラット化する世界、グローバリズムの世界では 色々な情報が飛び交い それに付随して様々な価値観がうまれてくると 話さなければ わからない。伝わらないことも多々ある。対話の必要性は否めない。
昨今の文章力低下の原因として 携帯メールで単語羅列メッセージがあげられていた。何故そうなのかという論理や 明確な結論にいたる思考訓練が ドイツでの言語教育を例に報道されていた。ブレインストーミングのように 連想する単語を書き出し、それを使って作文し 発表する様子は 活気に満ちて楽しそうな授業風景。
言葉を見つけ、文にまとめ それを発表することにより自信につながり ひいてはその自信が人格形成にも大切な役割を占めているというドイツの教育理念。

ブログを書くのも ある種の訓練をさせてもらっているのかもしれない。どういえばいいのか相応しい語や言い回しが見つからないことも多々ある。また、そろそろ、論理トレーニング101題を復習しないと・・・。

論理トレーニング101題

論理トレーニング101題