松永記念館で足柄刺繍鑑賞
松永記念館庭園
上田菊明氏と作品
ブログでご紹介させていただいても良いですか？と、おたずねしたら ポーズをとってくださいました。
抜けるような青空、暖かい空気、散策日和です。松永記念館で開催されてい足柄刺繍展、本日が最終日。マッスル君を誘って出かけました。松永記念館は 電力王、数奇茶人として知られている松永安左エ門（耳庵）が晩年過ごしたところ。敷地内に収集した古美術品を一般公開するための施設が建設され、その後、敷地と建物が小田原市に寄付されたものです。小田原市郷土文化館の分館となっています。庭園は日本の歴史公園百選に選ばれています。
このような由緒ある場に相応しい足柄刺繍の展示。大正、昭和の初め足柄地方独特な縫箔が栄え、輸出も多くされていたようです。絹糸をぼかし染めにし、芯肉をいれ重厚感ある立体的な刺繍が独自の風合いを醸しだし高く評価されていますが 一時はこの伝統技能も消え去ろうとしていた時期があるそうです。
画像上の上田菊明氏は伝承者として並々ならぬ努力をされ この伝統技能を守ってこられました。古来の伝統を守りつつ､時代にマッチするような創意工夫を発案され ダイナミックなパターンやモダンな動きのある線やモチーフの作品も展示されています。 細い糸が織りなす光沢、色合いのグラジュエーションが遠近感やふくらみを感じさせます。近くによれば その筆舌しがたい微細な針の運び。この展示が郷土小田原で開催されていることに誇りを感じます。沢山の方が来館されていました。無料でこれまたびっくり！
椿 香林寺庭にて
板橋付近を散策。のんびりしていて良い所！ 香林寺の梅も満開近く春だねぇ〜！この椿、卜半椿（ぼくはんつばき）で 中の白いのが月光､赤いのが日光（じっこうと行きずりの人が教えてくださいました）
きれいやなぁ〜！
