気を通す

朝から夏だぞ〜ッと叫びたくなるようなお天気。 駅周辺、海水浴に向かう家族連れが目立つ。 プールも海水を利用したオリンピックサイズ、中プール、幼児用と3つもあり恵まれている。 この時期、太陽の下で思い切り遊んで、疲れた気だるそうな人たちが叉駅まで歩いてくる。 立派な設備がありながら それをフルに利用できる、駐車場やシャトルバスがないのが残念である。

私は 久しぶりの自力整体教室へ。自宅で「体操中」と、部屋を閉め切って頑張ってみても、どうも気が散りやすい。教室に行くと、集中できるのと、矢張り講師の先生や周りの方のオーラが伝播してくるので相乗効果があるように思う。 それに様々なパターンを組み合わせた動きを取り入れてくださるので マンネリにならない。

近頃感じるのは この動きは分解掃除と同じかな? あちこちの関節を緩め、掃除し、油を差したかのように流れをよくする。 キコキコしていた感じが消失し、腰がすくっと立つ感がある。 油を差してもらったような感覚の身体は 何も妨げるものがないような柔軟さがあるのだが 持続させるには 週に何度か継続して行う必要がある。 

手首と足首の毛細血管への刺激が かなりのウエイトを占める。 ここをほぐせば全体の気の流れがよくなるようだ。 途中、大の字になって横になり5〜10分ほどの休憩があるのだが この時に眠ってしまう人が多い。 筋肉がほぐれると 唾液がでてくるし、横になった時、ぴたりと背中が床につく感じがある。 本当に集中できた日には 体内でザワザワっと蠢いているような流れを感じることが出来る。血流が滞りなく巡っている感とも言えるかな?

画像は、夏椿とあやめ。和の古布を使っているので 時を経た色合いの優しさ、江戸文化のような粋な色合い、吉兆模様、おめでたい時に使われたお着物か?など、想いを巡らせ、昔の人のおしゃれ感覚に 今にない贅沢な美を感じる。