際立つ色彩

あいにくのお天気でしたが 通常、豊かな太陽光線に恵まれ、空気も澄んでいるためでしょうか この地方の植物の色が鮮やかです。 くっきりとした青空にくっきりとした花の色は 湿度のもたらす微妙な美しさと比べると 元気が出る気がします。 

夏椿、沙羅双樹の花の白さと緑の対比が爽やか。花のフリルも素敵です。
寒い地方の春から夏にかけていっせいに花が咲く様子は 25年ほど前、松本に住んでいた頃の登山で感動したものです。 まさに、お花畑。 一歩一歩踏みしめて登り、息も切れんばかりに辛い登山も 咲き乱れる高山植物に出会うと 思わず駆け寄りたくなる生命力です。 

シーズンになると、週末はハイキング、登山、冬はスキーという生活。 家族一緒に行動できた想い出深い3年間の信州生活でした。 マッスル君はスパルタなので 通常、山頂で一泊する山でも日帰りでした。早朝、夜明けと共に登り始め、お昼には下山しないと 山の天気は変化しやすく雷にあう可能性が大です。

いつだったか、眠っている娘を抱いて車に乗せ山へ向かったものの 娘の靴を持って行くのを忘れ その日は取り止めになったことがありました。 信州に行くと、色々あの頃の思い出が蘇ります。