6月のパンレッスン

今月のパンはイタリアのサンドイッチ、パニーニそして可愛いコーンパン。どちらもCiaco先生のオリジナルレシピ。

パニーニコーンパンも 色白美肌に焼成。 先生の解説は 中まで焼けて、尚且つ白く焼き上げるにはこの程度の温度とか 釜伸びさせるパンには たんぱく質〜%以上のお粉を選ぶとか なるほどねっと記憶に残りやすいのです。 復習して失敗した時も あ〜ぁ あの注意点を忘れていたんだっと コツンとぶつけ反省できるヒントがあります。

少人数なので 成型時もじっと手元をチェックしていただけ、注意点を指摘していただけるのも嬉しいこと。 ただし、注意点を即なおせるかは、矢張りその点を意識して練習を重ねないとね!漸く、何処を注意されているのか、何故そうなのかが わかり始めたところでまだ道遠し。改善の余地を楽しみにしましょう。(とてもプラス思考、その調子で頑張ろう!)

先生は 画像をみただけで診断されるベーキングドクターでもあります。 勿論、こんな状態のパンは?とお聞きしても それはガスを抜きすぎでしょうとか レッスン日以外でもいつでもメールで相談にのっていただけるので安心です。 
コーンパン―生のトウモロコシを僅かに蒸した状態にする(電子レンジ活用)。粒をはずして、パプリカと共にパン生地に途中から加える。プチットした歯ざわりとトウモロコシの甘さのあるパン。可愛い黄色、パプリカの赤が所々可愛いく首を出してきて楽しいパン。

しかし、このパン生地、柔らかくてべとべと手に付き、全員苦労しました。 苦労の分だけ 甘〜く、モッチリ、コーンのはじける食感、赤や黄色が楽しいパンです。

天然酵母の利点をその時期の温度、湿度によって発酵時間を調整し 仕上がりの食感や用途を考慮に入れてのオリジナル配合レシピ、ベーキングは まさに化学だなといつも感心します。

パニーニも後でパニーニ器具でトーストするので やや白く焼成。 アメリカやカナダでGrilled Vegetable Paniniとして よくいただきます。 パン自体、ライ麦、ホワイト、ブラウン等選びますが 普通の食パンと変わらなかったと記憶しています。 お教室でのパンは パンそのものもイタリアを感じさせる配合なのでしょう。 練習してレパートリーに是非取り入れたいお気に入りパンです。

従いまして、帰宅後、すぐパニーニ用のホットサンド器具を求めてネット.カシャカシャ・クリック・決定です。 1日で届きました。 そのうち、パニーニサンドイッチをテラスでと言うタイトルのブログ、更新できるといいのですが・・・ハイカラなじいさん、ばあさんでしょう?(笑)

和菓子を研修されたSさんのお手製
 この見事な和菓子、朝早く起きて作られパン教室に持ってきてくださったSさん。 和菓子を本格的にお勉強されたとは言え 梅のシロップ煮を白餡(これも自家製)で包み、そして求肥でさらに梅の形にと 何行程もの手順を踏んでの完成品。 まさに芸術品です。 そしてそのお味のおいしいこと!
 帰りがけに私のほうにもいただきました。我が家の梅の葉っぱを切ってきて そえてみましたら ほら! 本当に立派な青梅みたい!でも、餡や求肥に包まれた甘酸っぱい本物の梅は 奥ゆかしく中に入っているのです。 この時期と限定して味わえる旬の贅沢、そしてそれもお心のこもったお手製を 本当に有難うございました。

この日も、楽しく学ばせていただき すぐにでも復習したくなる心持にさせていただきました。 充実したレッスンを有難うございました。