民主党党首選挙

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自己の政治団体による献金虚偽記録の説明を行うことなく、小沢一郎民主党代表)がとうとう辞任。 本日の新しい民主党党首選挙。 鳩山由起夫岡田克也の両候補の一騎打ちとなった。

鳩山氏は、小沢氏派閥を中心に票まとめを進め、優勢との予想通り、過半数124票民主党代表に選出された。 岡田氏は95票。私自身は岡田氏になってもらいたかったので 残念です。

選挙の手続きは、両候補が、全民主党議員に対して所信を述べ、司会者の質問に答える形式で行われ ちょっと新鮮な雰囲気。 NHKの1時間にわたる現場中継は、開かれた民主党のイメージを構築するプラス効果を もたらしたのではないだろうか。

両候補は、意図する政治姿勢を表明し、来る選挙に向けて、メディアを巧みに利用した選挙活動を意識してという気がしないでもないが・・・

民主党の諸政策は、資金源が曖昧であると、自民党に、常、攻撃されている。 この件に対し、200兆円の国家予算に温存されている無駄を見直し、その10%を捻出すれば20兆円もの資金が生み出せると鳩山氏。 また、行政運営、官僚体制を厳しい見直しを約束。

地方分権を徹底させ、中央官僚の人件費を20%は削減し 資金の捻出が可能であるシナリオを示した。 数値を揚げての具体的な対策を示したからには 実現してもらいたい。

これからの日本を荷う若者への教育費を無料にするという極論も・・・二人とも教育の重要性を強調する点において 人材育成面で希望が持てそうだが・・・どうだろう? 

その他、自然エネルギーの開発、介護分野を充実させ、年金制度の改善など具体的な提案は ここらで 一度、政権交代があっても良いのではないだろうか?と、マッスル君も私も思ったのだが・・・これまでのいきさつから、明るい希望!と、思えないほど政治不信は深い気がする。 しかし、国民の私達の責任も改めて認識が必要だと思う。

画像は庭の薔薇。変革を目指しての明るい一歩としたい希望を込めて。