曾我梅林

「梅を見に行きましょう!」とお誘いを受け行ってきました。 梅の花小田原市のシンボル。梅林のある下曽我は小田原といえど 田舎の良さが残っています。 ただし、行くには自動車ならともかく電車では大変不便。 

しかし、いつもなら2人くらいしか降りない駅なのに 今日は歩くのも大変な混雑。 しかもスイカは 国府津で乗かえてから使えないので 切符を買ったほうが良いよと友人。正解でした。 知らない人が多くて 精算も長い列が出来ていて・・・何しろ1時間に1本あたりの電車ですから この時期は混雑します。

これは友人宅の梅です。広大な敷地に梅林も菜の花畑もあり 手入れが大変だろうな! 広い敷地内で色々な人が参加してベンダーがでていてお祭り気分。 喫茶もあって 梅の下で飲む珈琲はおいしかったです。
澄み渡っていれば 富士山もきれいに見えるのですが 今日はお目にかかれません。 でも、風も無く暖かな日中、梅林のあいまを梅の香を楽しみながら随分と歩き回りました。梅は桜と違って 長い期間楽しめます。
あちこちで手作り食品,例えば梅ジャム、梅干はじめお漬物類などローカル色豊かな製品が販売されています。盆栽も植木もあり、屋台も沢山あり 青い空と花と山、喧騒を逃れてゆったり気分。 梅一輪一輪の暖かさ・ 東風吹かば におひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそなどの歌を思い浮かべながら・・・
2月一杯が梅祭り期間です。 今、見頃です。梅は寒い時に百花に先駆けて咲くことから 厳しい状況にも笑顔と例えられ 松竹梅としておめでたいものとされてきました。 また、その実が落ちて芽を出すことから 生命の印ともされています。 この厳しい現況に 勇気付けられる花の精をいかがでしょうか?