箱根駅伝

走者はあっという間で 写せません
滞在中の妹夫妻にとって、 初めて箱根駅伝を間近に見ることになり、朝早く箱根からの復路、沿道での応援に行きました。 彼らは近づくランナーの写真を撮ろうとしたのですが、速度について行けず、走り抜ける足の一部しか撮れず、さらにファインダーを 覗いていたので ランナーの姿もしっかり観察することが出来ません でした。

思わず「え、もう行ってしまったの?、見えなかった!」と嘆く と、そばにいたおばさんが云いました。「わざわざこんな近くに見 に来て、見なかった?冗談にもならないわよ!」なんて、冷やかされる有様。 実は、私自身も往路で同じ体験をし、「一体、一位はどこだったの?写真とろうとして見えなかった」 近くにいたおばさん大笑い「笑っちゃうねえ〜」

110キロの距離を10人でタスキを繋ぎながら走る駅 伝ランナーの速度は、目の前で見ると思ったより早いことに驚かされます。それにしても、沿道の観衆の多さには驚かされました。

アトランタ オリンピックのマラソンで有森選手が銅メダルを獲得しましたが 私達は、当時アトランタにて沿道で応援しました。 その時の観客より今回の箱根駅伝の観客数は多いと感じたほどでした。 きっと、不況の中での年明けとなり、遠出を避けた人々が集まってきたのかも知れませんね。 若い人の真剣に走る姿、襷に紡いだ絆からパワーをいただける気がしました。

それにしても、6時間という長時間、テレビは駅伝中継を続けますが、 ただ走るだけの競技を飽きもせず6時間見てしまう心理はどういうことなでしょう? こんな日本人をアメリカ人はどう思うのかな、なんて思ったりしながら、6時間見続けてしまう私達が居ます。 若い力のある選手が 毎年記録を塗り替え まさにお正月に相応しい箱根駅伝と言う気がします。