お彼岸

お彼岸の入り。  今年は9月になってイベント準備他諸事情で慌しくしていたため 時の流れが早い気がします。  これは、先日、法事、お墓参り他ベルトコンベアーに乗ったように いくつもの所用を済ませに帰阪した折、 いただいたおはぎです。  通常のおはぎの3倍くらいあるのでしょうか?  大阪の菊寿堂のおはぎで 甘さ控えめで 非常においしい。  


おはぎと言えばお彼岸の頃によく作りますが 小豆い色は 邪気をはらうとされ 秋の萩の花を連想する小豆の粒から 秋はおはぎ。  春の彼岸は ボタンの花になぞらえてぼた餅というそうです。  春の彼岸は農作業を始める時期 秋の彼岸は収穫時。  太陽信仰にちなんで 太陽が真東から昇る春分、真西に沈む秋分の日に 豊穣と収穫を願って神様に捧げたのが今日まで続いています。


常日頃忘れていても この時期には施しをし、規律正しく、忍耐を持って精進努力し 心の安定を得るよう ご先祖様を供養しながらわが身を振り返る機会でもあると思います。   

親戚のお寺での法事、 床の間は秋の色で飾られていました。  いつも叔母のきれいな生け花が心に残ります。
数日前の夕刻、空が高いなぁ〜!  一雨ごとに 刻々と秋が深まります。  暑さ寒さも彼岸まで・・・今年は 今のところ、日本では台風も少ないのですが アメリカではハリケーンがある海岸沿いの建物をなぎ倒し 見るも無残な様子で お見舞い申し上げます。 


天候もさることながら 金融再編で大荒れのアメリカ、CNNニュースでは dire crisisとdireと言う形容詞を使っていました。 その程度の深刻さを物語っていて 聞けばわかるけど なかなか自分では使えない単語です。アメリカにいる息子夫婦、そして娘にとっても 大変なのではないかと案じられます。