スパイス

再度登載の夏野菜の煮込みメニューですが・・・さて、困った! 決め手のスパイスサフランがありません。 サフラン買うには ちょっと高価だし、何か代用品でと、思いついたのが 先日、ロンドンから仕入れてこられたという 鎌倉で買ったスパイス。 手作りのスパイスとの説明書き。  香はクミンやターメリックのカレーのようだけど もう少しまろやか。
このスパイスがぴったりでした。  少しとんがった味をなだめるのに 大粒のレーズンを少量いれてみたら これもまたインスピレーションに万歳!  でも、試しに色々足し算してゆくうちに 何をどれだけ使用したかわからないのでレシピがなく 2度目はきっと違った味になるでしょう。(いつもの事)ただ、煮込み料理は普通、翌日が よりブレンドされ美味しくなるのですが このお料理は作りたての ぱぁ〜っと香が新鮮なうちが 美味しいように思います。

(注)コピー貼り付けで スパイス缶画像で量産しました。 沢山あるなら 一つ頂戴と言われたのですが 一缶だけしか手持ちは無くて・・・ごめんなさい


古代、ギリシャでオリンピックの勝者に授けられたローレルの冠からもわかるように スパイスは重宝されてきました。  スパイスとハーブの区別は ヨーロッパで栽培されるものはハーブと呼ばれ 栽培されない、こしょう、ナツメッグ、シナモンなど東南アジアで採取されるものをスパイスとして区別しているようです。  スパイスを求めて交易が盛んだったシルクロード、アラビアの商人の姿が 目に浮かぶようです。


私は、季節感の感じられる和製スパイスの物語る香が好きです。  今なら、紫蘇や茗荷ですね。  香にはどこか人を駆り立てる刺激のようなものがあるのでしょうか?