ヒラリークリントン

強い! めげない! Great! と、 近頃の私のヒラリーさんに関する印象です。  途中まで読んで(何でも中途半端なのです)そのままになっている 彼女の自叙伝を もう一度読まないと・・・!  彼女自身が音読している この本のテープも 帰国の際もって帰って来たはず。  どこに、しまったかなぁ〜???


予測どおり、ヒラリーさん、W,バージニア州で圧勝。  しかしながら、依然オバマ氏優勢。  その上、資金的にも厳しい様子。  共和党マッケイン氏との本選に 民主党が勝利する為に オバマ氏にフォーカスして民主党としての対策を!と、 厳しい声も上がっている中、 ヒラリーさんは、はっきりと決着がつくまで退却しない意向。


ヒラリーさんのスピーチ、 今回は、オバマ氏に対する強い攻撃の言葉はなく このアメリカの経済的にも厳しい現状を変えるのは 共和党に任せては、今までと同じ。  民主党こそが相応しい。


全ての年齢層、男女ともに、そしてあらゆる階級の人達から支持を得ている私こそ 共和党に勝てる。  オバマ氏も素晴らしいが 私の方がbetter で strongerであると まるで シェークスピア劇「ジュリアスシーザー」の アントニウスがブルータスをたたえつつも 自分の方に聴衆をひきつけていったレトリックと同じ。  


「ヒラリーィ!ヒラリーィ!」と、こぶしを振りかざし、歓呼する聴衆もローマ時代の元老院さながら。  それもそのはず、ヒラリーの支持者多数を前にしてのスピーチですからね。  スピーチの内容は 今まで相手攻撃で評判が悪かったのに反して、今回はgracefulとコメンテーター。


オバマ氏が指名されると ヒラリーさん支持者は共和党にいれるとか(そんな事できるのかな?)棄権するとか懸念されている。  オバマ氏が指名されても それ程、ヒラリーさんを支持している人達なら、ヒラリーさんが 民主党の為に 説得の任務を遂行するのでは・・・?


neck and neckの民主党指名争い長期にわたっている。 ヒラリーさんも曰く 「長いこれからのアメリカを考えれば この戦いは短いのです。」  白人ではない、男性ではないという2人の画期的な候補者による指名争いは 政治に対する関心度を高め また、時代が変わりつつあるという事を如実に示している点でも、貢献していると思う。  5月20日ごろには 決着がつくと言われている。  どんでんがえしがあるのだろうか?