ホームコンサート

昨日 年に何度か開催される友人宅でのホームコンサートに お誘いを受けました。  立春と言えども名ばかりの厳しい寒さ。  東京では積雪。  こちらは雨。  

途中、私の好きな桜並木の道にも 車の通りは殆どなく ひっそりとした午後でした。  2ヶ月足らずで この道はゴージャスな桜の花のアーチに・・・ちょっと、想像つかない寒さでした。
今回は 面打ちの作品展示も鑑賞でき コンサートは フルートとピアノのデュオと 贅沢な試みです。  立春の日ということで 春をテーマにした曲のなかに 日本の歌「春」メドレーがありました。  水ぬるむ初春。  フルートがこんなに日本の旋律にぴったりとは・・・


クラッシック専門のお二人ですが 幅広いジャンルをカバーされているようです。  今回は クロード・ボラン作曲の音楽が新鮮でした。  バロック調のオーソドックスなフルートの主旋律に ピアノはジャズ。  拍子も 途中かわったり、5拍子があったりと何だかウキウキ、室内は春。


ガーシュインもあればクープランショーソンフォーレなどフランス人作曲家の作品もあり 豪華なプログラム。 「宅配デュオ」を結成され 多くの方々のご要望にこたえられ 皆様に喜びと愛そして癒しの音楽を奏でられているようです。 「いいですね」生演奏の宅配なんて!


アンコールは 丁度、メンデルスゾーンの生誕199年の日に当たることから メンデルスゾーン作曲の「歌の翼に」の演奏を聴き 2番3番は 15人ほどの聴衆者がピアノとフルートに合わせて合唱しました。  母の好きだった美しい旋律の曲です。    

能面は おもてと呼ぶそうですが 、中将、老女小町、曲見、小面、翁など お能とは違う旋律を 楽しんだりびっくりしたりの面(おもて)だったでしょうか? 


いつもながら素敵なひと時を有難うございました。  大きなコンサートでは味わえない家族的な雰囲気の中で はっとするようなプログラム構成 豊かな午後でした。  お紅茶ととホームメードのケーキも とても美味しくご馳走様でした。