Vancouver Artgallery

本日の課題の前に 昨日の続きのベーグル。 行列のできるベーグルやさんといったところでしょうか。  のどかな散歩道から一変して都会に戻った感あり。道路を渡っただけなのに。 

Breakfast Meltをオーダーし、(どんなものがでてくるかな??)二人で半分ずつ。 半分でも多いくらいです。  モントリオール、スモークドビーフ、野菜、チーズが かりかりに焼いた半分に切ったベーグルの上にのせてあり その上にポーチドエッグとソース。 かの有名なエッグベネディクト、ベーグルバージョンのようです。 


「この上の卵はいらないね」と意見が一致。  こんなに行列ができるほどの物でもないような気がします。  何ダースも買い出しに来ている人がいてびっくり。 私達も帰国前日に1ダース買いますよ!(笑)joke!


本日は 朝からギャラリー巡り。 互いに帰国も迫っているので それぞれのスケジュールで行動。 バンクーバー発祥の地ギャスタウンのイヌイットギャラリーへ。 先住民の生活をモチーフにしたアート。 近くに世界で唯一の蒸気時計がある。(これは古い情報らしく 今は3つあり その中の一つは日本にあるそうです)


ここは19世紀の街並みを再現した観光客が必ず来るところ。 ここもまた、オリンピックに向けてか あちこち改装工事で趣がない。 石畳の道、ガス灯のようなランプが両サイドにずっと続き 懐かしい雰囲気の通りなのだが 余りにも近代的にならないことを願う。


バンクーバー美術館では Georgia O;keef展が 開催されていた。  丁度、2年前のこの時期に オキーフがNYから移り住んだサンタフェの彼女の美術館を訪れているので これも又何かのご縁かも知れない。 タオスプエブロできいたあの幻想的な笛の音が聞こえてきそう! 思い出がよみがえりました。


自然描写と抽象画をオキーフ独特の手法で組み合わせ アメリカ近代絵画に大きく貢献した 信念のある女性ですが 新しい試みは 何時の世にも、受け入れられるまでの道程が大変です。  


写真家、後の伴侶であるSteiglitzとの出会いによって 一躍有名になっていきますが 又批評家達の厳しいコメント(sensual で sexualなど)に当惑し 心の安らぐ自然に囲まれたニューメキシコに移転。  そこで生涯、自然や花を自分なりの解釈で描き続けます。 

オキーフの言葉を引用させていただきます。 下記の言葉がまさにオキーフの作品に表現されているからです。

Nothing is real than realism. Details are confusing. It is only by selection, by elimination and by emphasis that we get to the real meaning of things,    

以前にも紹介させていただきましたがホテルバンクーバー横の喫茶店カプチーノ。  


この 木の模様に感激したのが5年前。  それ以来、バンクーバーに来ると必ず立ち寄ります。  この一杯のカプチーノのために。  


おいしさも voted bestと言うことです。 充実した時を過ごした後に ゆっくりと楽しむことにしているこのコーヒー!  不思議と感謝の気持ちがわいてきます。