花の名は聞いてくるべきでした。 名札もありません。 何しろ 朝市のお野菜を買うのに神経を注いでいましたので うっかりしていました。 レモン色とオレンジ色がありましたが インパクトの小さい方を即座に選んでいました。 色が氾濫する夏の賑やかさに そろそろ疲れたのかもしれません。
ゆっくり見ると 芙蓉に似ていますが 花は芙蓉のように一日という短い生命ではなく 翌日もきれいです。 芙蓉といえば ひと時 風の盆恋歌を読んで 酔芙蓉にあこがれた事があります。
朝は真っ白、時の経過と共に 段々うっすらとピンク色になり 夜にはその赤みが濃くなり まるでお酒によったようなので 酔芙蓉といわれるゆえんだそうです。 それに芙蓉は 中国では蓮の花のように清楚で美しい女性に例えられるそうですから 何とも、初秋のロマンチックさが漂います。 酔芙蓉は そろそろ見頃でしょうか。
明日より ブログお休みいたします。 台風気になるなぁ〜!