少し風があり 暑さも少し和らいだかな?っと 朝、窓を開けてほっとする。 明日、明日、明日には・・・っと延ばしていた小用が重なってしまった。 ぎんぎら太陽が少し優しく感じられるので 本日、重い腰を上げて東京まで。
やるべきことはさっさと済ませ お気に入りのギャラリーのイベントにもちょっと顔を出し 後は、あこがれお楽しみの場所へ。 虎屋の宇治氷(小豆より和三盆のすっきり味を好みます) 太陽の厳しさは緩和されたけど 湿度が非常に高く 周りの人は殆どが氷をオーダーされている。 この宇治の色とほろ苦さがたまりません。
食べ物の事が先に出てしまいました。 虎屋の2階からは銀座の道行く人たちが見えます。 アメリカから一時帰国するたびにこの銀座通りを眺めつつ 日本の人ってきちんとした身なりをされているなあ〜ッと感心したものです。 特に、中高年の方々のファッションは よそいき。 女性は身なりを整え ブランドハンドバッグにヒールの人が多い。
アメリカでなら 男性は半ズボンの人が目に付きます。 銀座では山高帽に白っぽい背広の上品な人たちがちらほら。 へそ曲がりのマッスル君、 「私ならこの暑さの中半ズボンで行きたいね。 そうしないのは 何故かわかる?」 「礼儀?」 「違う、足が曲がっているから」!!! 明日、銀座のアップルストアーに行くそうですが そんな事言いながら ズボンにアイロンかけているのは誰? それに、帽子も選んだりしてね。
日本は全体としてちまちまと密集していたり 電線が地下に埋められていない所が多いので 景観としてはすっきりしていません。 でも、この暑さと湿気の中で 銀座通りは異臭はしません。 目だったゴミも落ちていません。 東京駅では 混雑する中を黙々と掃除されている方達がいて それとなく見ていると ほんの小さな紙くずも 手で拾い上げておられました。 「日本はとてもクリーンな国だ!」 日本を訪れた多くの知人のコメントです。
NYでは ゴミがちらばっていたり、 ゴミの収集が間に合わないのか異臭がしていたり 車のホーンの騒音がうるさく 清潔という意味では日本とはレベルが違うように感じました。 でも、それが又妙に活気のある躍動感につながっていて 観光客を世界中から魅了するのですからね。 勿論、芸術など文化面でも 世界の一流が集まっているのですから 人々の心をとらえる要素はそろっています。
でも、昔よりは かなりきれいになったと息子は言います。 まぁ一部を見てどうのこうのとは云えませんが 清潔感という観念が矢張り日本では重視されていると思います。 とにかく目指すは「美しい国」ですから・・・ あッ! これからは 「新しい国」でしたっけ?