Nさんは、他の留学生達よりかは かなり先輩でいらしたということです。 その後もずっとアメリカ在住で、牧師をなさっておられます。 長時間の飛行はちょっと困難なようで 近くお帰りになる事は、ないだろうとのこと。
ふるさとを思い出していただこうと 夫は「美しい日本」(近頃 物議をかもし出している表現ですが・・・)の写真を添付してお送りしましたところ 心温まる返信がありました。 私達も異国に住んでいた体験上 このNさんのお気持ちが 心に染みるほどわかります。
長年、アメリカに在住されているご年配の日本の方々とお話しすると 本当に乱れのない美しい日本語を話され それにノスタルジアを感じたものです。 Nさんの メールからもそんな古き良き日本の時代を感じさせていただきましたので 抜粋して紹介させていただきます。
またまた美しい写真、小田原城、満開の桜、それに 太鼓に演奏、どれもこ れも見事な写真です。 特に満開の桜の写真がコンピューターのスクリーンに あらわれたときには、その美しさにアッと息を呑んでしまいました。
富士山 とこの桜の写真をプリントして、今日教会で皆さんに見せた所,皆もその美 しさを褒め称えて居りました。 K子さんという日本人の婦人がこの集会にき ておりますが、その方が、その写真をとても気にいっている様子、差し上げ ずにはおられないように感じ、そのプリントをあげましたら、とても喜ん で、そばにいた犬に、きれいでしょうといって見せておりましたが、犬は匂 いもかがず、次の部屋に行ってしまいました。
美しいものを見て感動することは、神様が人間に与えて下さった、賜物だと 信じます。富士山にしても、桜にしても、Sさんが持っておられる美の感 動が捕らえてくださったものです。 私たちもそれを見て、喜びを覚え、平安 な気持ちに満たされたのです。生きていることはすばらしいことです。 本当 にありがとうございました。 私のみならず、数人の者を楽しませてくださいました。(Nさんのメールより抜粋)
画像は縮小したので雄大さはでていませんが 実際にお送りしたのはもう少し良い画像で大きいものです。 尚、小田原城のこの赤い橋は 撤去されてしまいました。