本日のプログラムは 一日所属長として 様々な分野へ生徒達は分散して配置され そこでの様子を体験します。 消防署、情報システム、スポーツ関係、フラワーセンター、保育園、お年寄りのケアセンター等 私は 2人の男子生徒と総勢107名の園児のいる保育園へ。 ここから各箇所2名ずつ別れて通訳つき 各施設の方の引率で 各施設に向かいます。
ちょっと心配な超元気印のJ君と真面目なP君の二人。 未だ中学生です。 しかし、保育園に着くなり 私の心配は吹っ飛び、むしろ感謝の気持ちに変わりました。 子供好きのP君はともかくとして J君の園児をひきつけるマグネットは一体何なのでしょう? 握手をするにも腰を落として 園児の目線に。 全てのプログラムを彼らも大変楽しみ 給食もおやつも一緒。 お昼寝の寝かしつけも実に見事。 園児のお昼寝の間先生方との懇談もジョークを交えて楽しく。
サッカーでエネルギー発散。 運動場を1時間近く駆け巡り 2人ともスポーツ万能。 そのボールさばきの上手さに 園児達もすごい!すごい!を連発。 きちんと整頓させて 順番にボールをける公平さを上手に教えています。
また、陰に隠れて寂しそうな子供達を目ざとく見つけて ボールを渡し仲間に。 転ぶものあれば飛んで行って様子をみてあげたり 本当に感動的な場面が沢山ありました。 優しいオーストラリアのお兄さん又来年も必ず来てねと 門までかけて来て送ってくれる子供達が何人もいました。
彼らの印象として この保育園の大規模なのに驚いた。 オーストラリアではせいぜい20名くらい。 母親は5歳くらいまでは家庭にいて 就学後、社会に復帰。 保育園は非常に高いので入園させるのが困難とのこと。 因みにアルバイトの話が出て 二人とも週に1〜2度のアルバイトをしているようです。 1時間中学生で8ドル(今、オーストラリアドル1ドルが107円)とすると かなり率がいいですね。
上3枚は 夫が通訳担当した
消防署の様子です。 ここは実際一番実生活とかけ離れた体験のできる箇所。 途中、
情報システム関連の生徒達も加わり、その中の女生徒のひとりが大変勇敢で 綱渡り、高い所までのはしごも平気で上るなど 消防隊もびっくり。 若いエネルギーって本当に素晴らしいと実感する一日でした。