日本の伝統芸体験

[
本日は日本の文化を体験する日。  文化紹介ブース葉、華道、書道、茶道、着付け、折り紙、お手玉、竹細工、甲冑、日本の遊びなど、 其々の分野を得意とする市民スタッフが 文化紹介を担当し 通訳が配置されます。  


私は、今年は、華道通訳担当でしたが 華道の先生はもう何年もこのボランティアを続けられていて 上手に伝える事は伝え そして又モーティベションを与えて オーストラリアの生徒達にいけばなの楽しさを体験させておられ感心しました。 興味のある何かを媒体とするとき 時として言葉は不用です。 そんな時は通訳も必要ありません。 技(わざ)を 無心に真似るところに 心が通います。
 

これは 先生が朝早く見えて 当日活けられたもの。  このいけばなは日本の庭の典型的なもの、 山肌に流れるせせらぎ、岩場の頑丈な大木の間に枯れかけた枝があり それを周りの小さな植物が支え 尚且つ頑張って生きようとしている姿、 そこに柔らかい新芽が・・・など 


日本文化では自然を自分の近くに取りいれて楽しむんですよ、 こんな枯れた枝にもまだまだ役割があり 違った形で又生かすんです。  奥深いお話です。  何度も訳している間に 先生のおっしゃる意味が体感できる気がしました。  このいけばなにお辞儀をしていく生徒たちもいて感激しました。

「あんたたち 歌舞伎知ってる?」ッと突如先生が 歌舞伎の手の動きを真似られました。  このモンステラの大きな深い緑の葉の リズミカル且つダイナミックな向きは 繊細な日本文化と言うより大陸の大らかな感じがします。  水盤の型にあわせて 臨機応変に花と対話しながら活けていく様子は幾何学的な図形のイメージが鮮明に浮かんでいるかのようです。


動物は 切り倒せば 殆どその生命を絶たれてしまいます。  でも、花と言うのは 切ってしまった後でも いけばなとして 尚もその美しき花を保ち楽しませてくれます。  そこに、畏敬の念がうまれ 仏様にお供えするものとして いけばなの原型が始まったと読んだ事があります。  再度、調べなおしたわけではありませんが 何となく頷ける気がします。  


華道と言うのは これまで美しいところばかりを見ていましたが 大きな水盤に水を張ったり、 お花によって花器をかえたり、 大きな枝のトリミングなど 大変重労働だと言う裏の部分も お手伝いさせていただき学ばせていただきました。  華道の素養は皆無ですが なんだか血液がもぞもぞ。  いただいてきたお花で すこし学んだ事をまねてみました。  今までより、花が活き活き喜んでいるように見えました。 

手作り甲冑を着せてもらって 勇者の気持ちになれたでしょうか?