夫のお使い

まだ2枚も残っている厚揚げ

かっく〜んと きてしまいました。  そして思わず夫の顔を まじまじとみてしまいました。  相手は 如何にも良い事をしたと得意顔で 「どうだ!」  「本気ですかぁ〜!」ッと言いたい私。  お使いの出来ないご主人様ということを しばらく忘れておりました。


昨日、冷蔵庫には 諸々の野菜頂き物の我が家には不釣合いの上等のお肉が 出番を待っていました。  この前はいつ食べたのだろう?と 思い出せないくらい すき焼きを食べていません。  ひとつには 割下の加減が夫はうるさく 私は自信がないので すき焼きはあまり作りたくないのです。 


足りない材料は 焼き豆腐と糸こんにゃくでした。  無しでもいいけど 夫が買いに行くというので お任せ。  何と! 焼き豆腐と言ったのに 手に提げてきたのは 厚揚げ、しかも沢山あったほうがいいだろうと 大きいのを3つも!  茶色いから焼いてあると思ったそうで・・・仕方なく、油抜きを いつも以上にしましたよぉ!


次に、割下は矢張り 気になるらしく「買ってくる」と、近くの酒屋さんまで  そんなの買わなくても 大丈夫なのに・・・。  まぁ 夫なりの美味しいすき焼きのイメージがあるらしく お好みのようにするのが平穏。  お好きなようにどうぞ!  


ものの10分もしない間に それ一つのみのお買い物を下げて 得意顔で帰ってきたら なぁ〜んと 焼肉のたれ!  すき焼きのたれを買いに行ったのではないのかい!  あかんたれ!と 言いたかったですが 言わない。  結局、私がもう一度出向き買ってきました。


それを使ったすき焼き、私には、とても、と〜っても〜甘すぎて・・・でも、夫はこの甘さがいいのだそうです。  あ〜ぁ! 食べると言う事も大変です。  もうすき焼きは作らないぞ! 同様に、夫から見れば 私も考えられないような おかしな間違いを 夫以上に続けております。  こんな調子で 結婚36周年を 来週、迎える事になりました。