シエラレオネ

連休中、旧交を温める集いに恵まれ これからの生活の指針としたくなるような刺激を沢山受けました。  その一つにボランティア活動があります。  海外支援活動と一言に言っても はっきりとその用途がわからず そのうちに・・・と思う事があります。  


災害などで 郵便局で窓口になっている場合は 僅かながらも出来る時には協力と言うことで 心のどこかで 自己満足していたきらいがあります。  そんな折、 先ごろ映画化され上映中の「ブラッド、ダイアモンド」の現場、シエラレオネの子供達に継続して教育をと、支援活動をされている知人から 直接お話を伺う事ができました。 詳細は 手を貸す運動


子供達が学校に行きたくなるmotivationには 先進国では考えられないような事があります。  先ごろ給食費未払いなどと物議をかもし出しているわが国ですが その給食が食べられるから楽しみに学校に来たくなるというのです。  学校のお休みの後には子供達がやせ細って食糧事情の乏しさが一目瞭然だそうです。


はっきりした数字は忘れましたが 何千人もの子供達の給食支援をとおして それの炊き出しに来るお母さん達の雇用創出、そして現地での材料調達による経済活性化など ロングスパンでの観点にたった具体的且つ建設的な支援の実状、言々、肺腑を衝くものがありました。


映画はまだ観ていませんが ダイアモンドを巡る内戦により、手足を切断された人たちや視力をなくされた方たちのほか、きっと亡くなられた人の数も少なくないはずです。  平均寿命が世界一短く35歳くらいとのこと。  一日の終わりにその日を生き延びられたことの感謝し、歌を歌って眠りにつくということが 深い意味を持っているのですね。