懐かしの声

「懐かしい声が聞けるから 是非この映画を見て・・・」っと 何人かの人に勧めてもらった映画、「今宵、フィツジェラルド劇場で」 先日、見てきました。  色々なギャラリーの案内もいただいているので 効率的にいくつかの用を済ませる目的でネットで調べ 選んだ劇場は銀座テアトルシネマ。  


正直言って、 この映画については だれが出演しているとも知らず アルトマン最後の作品と言う事と 何やらノスタルジアを感じさせてくれるらしい映画というだけ。 時差ぼけ解消には ちょっと荒治療で遠出がよいと、その日の朝に決心して出かけた次第。  なぁ〜んと メリルストリ―プが・・・ 彼女が本当に歌っているのでびっくり。


スコットフィツジェラルドの故郷、ミネソタ州 セントポール。  そのフィツジェラルドの名がつけられた劇場が 時の流れと世の情勢に影響を受け買収されることになり 30年間続いたラジオショウも 最後の夜を迎える事に。  その一夜の様々な人間模様、何かしら死をにおわせるミステリアスな舞台裏、活気あるライブショウなど 懐かしい歌がセピア色のイメージを投げかける。


そうして あの懐かしい声、 アメリカで何度となく聞いた声、 まさに本物のギャリソン・キーラーが出演しているのです。  ちょっと鼻の詰まったようなあの低音。  友人同様、私も声のイメージとは違う顔にちょっとびっくり。


それにしても つい3日ほど前に 見損ねたプラダを来た悪魔」をDVDでみたばかり。  メリルストリープの2つの映画の全く違ったキャラクターに戸惑う事多々。  装う服装によって こうもイメージが違うんだ そうなれば私も もしかして・・・  帰りに、私も銀座でイメージアップ願望で洋服を買ってしまいました。  夫、「勝手ないいわけだなぁ!」と、爆苦笑