滋賀県立近代美術館

大阪からの帰り to go? or some other time? と、 迷った。  帰りの切符は既に購入済み。  でも、みたい!  人間国宝、志村ふくみさんの染色と着物の展示。  最寄の駅は何処?  調べてみると 滋賀県瀬田。  そこから米原にでれば 帰りは予定と同じ新幹線に乗れそう。  よし!  何でも出来る時、思った時に優先権を与えてやってみよう。  と、いうわけで 朝、珈琲一杯だけ飲んで大阪を後に。


所でこの切符、途中下車できるんだろうか?  新大阪駅で聞いてみる。  「出来ますけど・・・」 親切そうな係りの方が 考えておられる。  「なにかぁ〜?」 と、 問うに、 「特急券が損しまっせ」 200円そこそこなので 「それは、いいですよぉ〜」(これは払い戻しがきかない)  瀬田から米原までは一時間弱かかるらしいので 帰りの時間しっかりチェックしないと・・・


瀬田駅、 駅の人に途中下車の旨伝える。  矢張り、しるしとしてスタンプ ボン。  米原方面電車の本数が少ないので 「帰りは京都に戻ればどれくらい時間かかりますか?」と聞くと、すかさず きっつく 「京都に戻れば 又お金、いりまんねんで!」 さっきの人と違うタイプやわ、この人。 「わかってま〜す!」 先を急いで タクシー飛ばして美術館に。


運転手さんと話すと その土地のことが良くわかる。  滋賀県はこのところ人口急増化。  有利な条件で大学を招致し 龍谷大学立命館大学など一部学部が移転。  街の活性化につながっているようだ。  過っての農地も学生用のアパートとなり それがまだ増加傾向にあるという。  少子化と言うのに 今後何年か先はどうなるのだろうか?  人事ながら懸念してしまう。      


美術館のある場所は文化ゾーンと呼ばれていて 図書館やホール、公園、美術館などある素晴らしいところだった。  緑織り成す環境、行き届いた手入れ 散歩するだけでも リフレッシュできる。(画像は庭の一部)朝食抜きなので 先に昼食でもと思ったら 館内放送で 「1時より ボランティアガイドの案内があります」  後5分しかない! 急げ! お昼は諦め ギャラリーに直行。


志村ふくみさんの格調高い展示については 明日に続きます。 (もう少し知的ムードで(笑))