Left to Tell: Discovering God Amidst the Rwandan Holocaust
- 作者: Immaculee Ilibagiza
- 出版社/メーカー: Hay House Inc.
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: ペーパーバック
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本、Left to tell. アマゾンにオーダーしていたが 取り寄せるのに時間がかかったのか やっと届いた。 題名から察するに 語り伝える為に生かされたという意味合いなのだろう。 訳本も「生かされて」と言う題名で出版されている。
100日間で100万人の殺戮と言う悲惨なルアンダ民族闘争。 その大虐殺を生き抜き 現在は国連職員として活躍している女性の手記、 全米ベストセラー。 虐殺の現状、 生き抜くために狭いトイレに91日間身を潜めていた時の恐怖や苦しみ そして祈り、 家族の生命を奪った隣人に対して やがてたどりつく許しの過程など 事実に基づいている。 悲惨な、しかし感動的な私達が考えさせられる本。 ぱらぱらっと 拾い読みしていると 夫がテーブルに夕刊をポンとおいた。
夕刊トップ記事 わが国、 GDP 年率4.8%アップ! 今や、いざなぎ景気を超える長期好景気! 株価も6年9ヶ月ぶりの高値を記録する今日この頃。 暮らし向きは 景気に比例しているとは思えないけど 少なくとも、 緊迫した身の危険を感じることなく生活が出来ている。 人間、何処で生を授かるかによって 人生も大いに違ってくる。 私は、この幸せな環境を 本当に感謝し、毎日を精一杯生きているのだろうか? 反省する事多々あり。
「決して諦めない事」 彼女の一言、 重みと説得力があります。