下北沢

昨日お邪魔したF夫妻の家は 下北沢にある。  3年前建て替えられたそうだが 随分長く訪問していない間に 下北沢の駅一体がすっかり様相をかえ まるで別の駅に降り立ったよう。  小さな、しかし新しい可愛いショップが密集。  路地裏に至るまでカラフルな若者中心のお店で 人気も雨にもかかわらず多く賑わっている。


夫の説明によると このような街造りを external economy と、よぶらしい。  つまり、同じようなタイプの業態の店が集合体をなしている地域のこと。 そう言えば 何となく個性はあるものの統一感があった。  秋葉原なども それに該当するとも言えるらしい。  


「でも、競争が激しくて 顧客が他店に流れない?」と聞くと、逆に、多くの人に来てもらうことによって その地域全体の活性化にもつながるらしい。 そう言えば 店舗同士も刺激があって 競走価格を提供したり工夫を凝らしたりして 顧客に対するサービスも向上するメリットもあるのだろう。  若者中心のイメージだが 華やかで雨の日だというのに活力があった。


夕食は 近くの上海料理に連れて行ったもらったが 本場の中華料理を堪能して10年のF夫妻曰く 「ここは本物の味」 我々にはわからないが サンラータンという辛くて酸っぱいスープの味をみると 本場の方のお料理とわかるそうである。 中々この味は出せないよ!ですって。  帰国したばかりなのに 中華料理が恋しくなるとは よほど好きなんだろうね。  でも、どれも美味しく さっぱりとお腹におさまった。 お店の名前は かくれん坊。  下北沢の駅のすぐ近くです。